人間関係の問題

人間関係の問題は、どこの職場でも発生しがちだ。介護施設も例外ではなく、残念ながら何らかのトラブルが発生してしまう。

まずは、施設利用者同士のトラブルに注意しなければならない。同じ施設で過ごす以上は人間関係を構築しなければならないが、必ずしも良好な関係になれる訳ではない。考え方や言い方が気に入らない場合は理解し合うことができず、関係に溝が生じるのだ。
一度仲が悪くなってしまうとなかなか挽回できず、お互いにストレスを抱えたまま過ごすことになる。全ての時間を個室で過ごす訳ではなく、レクリエーション等で顔を合わせるので誰かを避けながら過ごすのは不可能だ。
結局、ストレスが溜まると施設を出たいという話になり、施設側の責任も問われるかもしれない。なので、利用者同士が不穏な空気であれば、施設側は適切な対応をして関係の改善を目指したいものだ。

また利用者同士だけでなく、利用者と職員の間で問題が起きることもある。もちろん、職員側が意固地になって人間関係が構築できないのであれば、それは正しい対応ではない。人間関係に溝が生じるのは、何か利用者にストレスを与えてしまった時だ。身体の扱いが乱暴だったり、要望を無視すると悪い印象になってしまう。
好印象を取り戻すには仕事で結果を残すしかないが、早いうちに関係を改善しないとお互いにストレスの多い日々になってしまう。

職員同士の人間関係も場合によっては溝が生じてしまうが、利用者を第一に考えて仕事に集中するしかない。