夜勤はツラいことばかりではない

介護というのは24時間体制で行うこともある。デイサービスといった介護施設では夜間勤務はないが、特別養護老人ホームやグループホームといった介護施設であれば、月に何回か夜勤が回ってくることもある。こういった介護施設には、夜勤専従で雇用契約をしている人もいるが、シフトで月に数回割り当てられるというパターンもあるのだ。

夜勤というと、生活パターンが崩れやすいことからデメリットを感じる人も多いが、実はメリットもある。
まずは勤務手当であるが、一般的に3千円~1万円といった夜勤手当がつくことだ。16時間勤務の夜勤の場合、公休日と合わせて連休となることが多く、体をゆっくり休めることも可能だ。

夜勤専従で働く場合にも日勤とは違うメリットがある。夜勤専従の雇用契約であれば、日勤をこなすことはない。そのため、昼間は違う職場で働いたり、学校に通ったりする人にとっては時間を上手く使うことが出来る。
夜勤専従の勤務は、1勤務あたり2万円以上で募集されていることが多く、月に10日夜勤専従をこなすだけで20万円以上の収入となるのだ。ひと月夜勤専従で働き続ければ、40~50万とすることも出来る計算となり、介護業界で高収入を得たい人には魅力ある職場といえるだろう。

夜勤は本来寝る時間である夜に仕事をするため、体力的につらく感じることもあるだろう。しかし人と接することが苦手だったり、金銭的に余裕が欲しかったりする人にとっては前向きに検討してみるのもひとつの方法と言える。